転職力アップのための英語学習方法 その3: NHK教材

これまで転職力を高めるためにある程度以上の英語のスコア・資格が履歴書に載っていると案外強く、目安としてはTOEIC 800 / 英検準1級以上と申し上げました。

一方でそれらのテストで試される音声面を鍛えるのが日本人にとっては一般に難しく、代表的な手段として「英会話学校」か高名な「NHK教材」があり、前稿では英会話学校の概要についてご説明しました。結論としては「実際の会話」であるのは最大の強みだが、どうもお値段的に高過ぎるというものです。

今回は対抗馬のNHK教材についてお話します。

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今さらラジオ・・・

私が英語達人の道を志したのは20年以上前の大学の頃で全然達人になれませんでしたが、英語自体でメシを食えるぐらいにはようやくなりました。

当初お世話になったのがこのNHKの英語教材で、今思い出しても非常によく出来ていたと感じます。

さて、大別してNHKの語学講座には「テレビ」(ビジュアルの補助アリ)とラジオ(ナシ)とがありますが、音声のみの方がそちらに集中するので効果があると言われていますため、ここでは話を後者に絞ります。

当時私は実際に小型ラジオと薄いテキストを片手に一人寂しく受講しておりましたが、今でも調べると「ラジオでの提供のみ」でネット配信等はしておりません。さすが古風なNHK・・・という感じです(ネットで音声配信しろよ!!)。

カリキュラム

レベルに応じて選べるようになっており、以下のようなヒエラルキーです。私がお世話になっていた頃とあまり変わっていません・・・(懐かしい)。

1] 基礎英語1(中1レベル)
2] 基礎英語2(中2レベル)
3] 基礎英語3(中3レベル)
4] 高校生からはじめる現代英語
5] エンジョイ・シンプル・イングリッシュ
6] 英会話タイムトライアル
7] ラジオ英会話
8] 入門ビジネス英語
9] 実践ビジネス英語

ちとURLが変に長いので掲載しませんが、「NHK ラジオ 英語」とネットで叩くとすぐ出て来ます。

大まかに英検準一級を目指すなら6]~8]辺り、一級なら8]~9]辺りという感じです。ご自分のレベルに合わせ、本屋でテキストを立ち読みの上ご勘案下さい。

時間的には平日一回15分で半年周期の構成という感じです。

様子としては、日本人の英語専門の先生とネイティブ1~2人がペアで講座をやる感じです。ある程度の長さの会話文・説明文があり、まずネイティブが読み上げ、日本人先生が文法や表現面を解説し、視聴者に真似して発音して見て下さい! と言う(白々しい間が空きます)、といった感じです。部屋で一人真似しているとかなり虚しいものがありますが、やらないよりはましです。お手本の良い発音を聞いてから極力真似してみると、自然と発音も良くなってくる・・・気がする・・・ものです。

英会話学校と比べたメリットとしては、さすが歴史あるNHKだけあって内容が優れており、日本人・ネイティブとも高名な質の高い講師陣を揃えており、ネイティブの発音についても非常に綺麗な方を厳選しています。特に日本人の先生は英語が専門で大学教授や著名なグローバル・ビジネスマンなどを招聘しており、見識が高く発音も見事という方ばかりです。特に文法面での解説にも注力しており、英会話だけでなくいわゆる英語学の勉強という点でも優れています。この点外国人講師の質に問題があったり人によってバラツキがあったり、その発音どうよ、という変な日本人のおばちゃんがノコノコ登場してくる英会話学校とは一線を画しています。

一方、英会話学校と比べたメリットとしてはやはり「一方通行」でいわゆる「会話」ではないという点が当たり前ではありますが挙げられます。


お値段

●テキストが500円弱/月で一般の書店でもネットでも変えます(ネットの存在自体はこの点NHKも意識しているようですが・・・)。
●ラジオの使い方よう分からん、提供時間が平日の夕方5時前だったりしてサラリーマンを意識しておらず、通勤電車なりで好きな時間に聞きたい、という場合はCD付きが1,800円弱です。

CD付きだとやや高くなるながら、コスパという点では英会話学校と比べ断然優れています

一点、CD付きを買う場合はいつでも聞けると思って三日坊主にならないようご注意!

まとめ

英会話学校 vs. NHKのメリットとデメリットです:

英会話学校

メリット: 実際の会話・双方向
デメリット: 高過ぎ

NHK教材

メリット: 高い質のコンテンツ、安い
デメリット: 一方通行

とこのように「通学」型と「自習」型でメリット・デメリットは表裏一体となっており一概にどちらが優れているとは言えませんが、個人的にコスパの点でNHK優勢かなという感じはします。

次回はさらに高みを目指す人のための学習方法をご紹介します。

筆者のプロフィール
ナッシュ(仮名) 40歳台前半 / 男性

[学歴]

・早稲田大学政治経済学部経済学科卒
・イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 MBA(全米トップ50傑以内)
専攻: ファイナンス, トップ10%で卒業

[職歴]

・経理・IR畑を経て、投資銀行業務(M&Aアドバイザー)や財務系SEを経験
EQが低く人間関係が下手であまり大成しませんでしたが、数字いじりだけは得意でした。
・40歳にてフリーランスの産業翻訳家として独立
言語は英語・タイ語、主要対象分野は財務・法務系(アニュアルレポート・契約書等)
翻訳家になりたかった、というより通勤電車がイヤで無理に脱サラした感があります。

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