MBAとは何?取得者が語るメリットと費用などのリスク

この記事の筆者
< 学歴・資格等 >
・ 早稲田大学政治経済学部経済学科卒
・ 米国一流校にてMBA取得(専攻 Finance, トップ10%)
・ 留学前、TOEFLで満点(スコア自体は失効しています)
・ CFA, Chartered Financial Analyst, CFA協会認定証券アナリスト
・ 日本証券アナリスト協会検定会員

< 職歴概要 >
・大手サービスで経営管理、経理(連結決算)、IR(Annual Report作成等)
・大手外資コンサルティングでM&Aのアドバイザリー(クロスボーダー含む)
・大手メーカーでM&Aの企画推進、経営管理
・大手ITで会計ソフト等の企画開発、海外製品のマニュアル翻訳、トップ通訳

これまでMBAシリーズを計10本アップさせて頂きました。

お読み頂いた方・これからお読み頂ける方には改めて御礼を申し上げます。

私の自己紹介はこちらで詳しくご紹介しています。

 

さて、MBAというネタだけで「10本」も記事を書ける、ということは逆にメリット・デメリットという点で是非が多い・大きいということでもあります。

ざっくり言うと、

●メリット・チャンス

なおタイトル的価値があり、多くのビジネススキルも学べて転職・キャリアアップの大きな契機となりうる。

●デメリット・リスク:

学費だけで1,000万円を超す場合が普通で、時間的にも2年も要する。

という感じです。このため、無事卒業すれば得られるものも多いながら、犠牲・リスクも多々あるのでこれから検討される方は慎重に、という総体的なメッセージでした。

以下、読まれた方にはサマリー、これから読まれる方には見出しとして、書いた内容につき簡単なサマリー・記事へのリンクを示して締めくくりとしたいと存じます。

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MBAとは?わかりやすく解説

MBAとは”Master of Business Administration”の略で、日本語では「経営管理学修士」などと訳される修士号の学位で(いわゆる資格ではありません)、経営者・プロのコンサルタントを養成する虎の穴です。

一年次で広くビジネススキルを学んだ後、二年次で戦略 / 金融 / ITのいずれかに絞って専攻科目を取ります。

詳しくは: 同シリーズ1, MBAとは? 分かり易く解説

MBAで何を学ぶのか?

経営者・コンサルタントがわきまえておくべきありとあらゆることを叩きこまれます。

戦略・マーケティング・会計・ファイナンス・統計学・・・頭がパンクします。

卒業後に就く職によっては、コレはあまり要らんのではということも無理やり叩き込まれます。

詳しくは:一年次の必修については: 同シリーズ2, MBAで何を学ぶのか / 役に立つのか? (内容)

二年次の専攻については: 同シリーズ7, MBA二年次(専攻)

一般的なMBAプログラムの様子・仕組みについては: 同シリーズ6, MBAプログラムの様子(仕組み)


MBAの取得方法

全般に日本の大学は入るのが難しく出るのは簡単で、英米の大学は出るのが難しく入るのは比較的簡単とされますが、ことMBAについては、特に留学生にとっては入るのも出るのも大変です。

その点も覚悟して下さいということも触れています。

出願だけでどれだけ手間が掛かるか、記載しておりますためご覧いただけますと。

詳細は: 同シリーズ3, MBAの取得方法! 出願には何が必要か?

トドメの資格

転職力を上げるためのMBAの履歴書記載効果ですが、トドメでよくコンビで取得される資格につき解説しました。

ハードなMBAをこなしながらなお余裕がある方のみ出来るワザです。

飽くまでMBAの方がハクとしてはメインですが、あるともっと強い、という感じです。

詳しくは: MBAとコンビで取る資格(追加資格)

MBAの費用対効果

2年という時間もそうですが、学費や生活費で数千万を要する恐ろしいMBAプログラム。

脅すわけではありませんが、失うものも大きいため慎重に慎重を期すべき、という点を具体的な数値・金額で皆さんを脅しました(あれ?)。

詳しくは: MBAの費用対効果(回収)

卒業したらどんな仕事するの・いくらもらえるの

私は金融専攻でしたので、MBA/ ファイナンス卒業後に付く典型的な職業、投資銀行マンにつきどんな感じか述べました。

聞こえは華やかで、給料が高いとささやかれていますが、エクセルで数字を延々といじって毎日ほぼ終電、土日も出勤、このため「残業代」で4桁になるダケ、という思ったより地味なフィールドです。

MBA / ファイナンス ホルダーが一般によく就く職業にいついては: MBA卒業後の職業(仕事内容)

一番就く割合が多い激務の「M&Aアドバイザー」については: MBA卒業後の職業2(仕事内容)

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アメリカンドリーム

アメリカでMBAを取得して卒業後そのままアメリカで働いて永住する、っていうアメリカンドリームって可能? とMBAでなくとも留学を志す方が密かに抱く夢につきぶち壊しました。

私も一瞬そうでしたが、英語力的に「よほどでないとまず無理」という厳しい現実的な結論です。

これを目的にしないで下さい、という老婆心と言いますか・・・。

詳しくは: MBA卒業後米国で就職(海外滞在)

最後に: これからMBAを目指すヤングマン達へ

お書きした10本の稿は、チャンスもあるが、リスクの方が大きいという戒めの色の方が強いです。

年寄りは説教ばかりして若者の夢をそうやって砕く・・・という印象を読んで持たれるかもしれません。

「無事」卒業出来て学位を得られればまずいいですが・・・

  • 時間: 準備期間を含め最低3年
  • カネ: 学費と生活費で数千万の費用
  • 成績: キックアウトの可能性

 

これは老婆心でなく注意せずにはいられないリスクです。

私も今思い起こすとヒヤヒヤします。

ということで、絶対にやり遂げる、という覚悟があるヤングマンは応援します。

そうでない方はやめておきましょう。

個人的にはやってやろうという人も、気楽な人生がいいからそういう面倒なことは控えようという人も両方好きです・・・自分は後者のタイプなので後者の方が好きかな。

案外良い学校でのMBAホルダーがMBAの解説をしたのに、勧めるよりは、気を付けろ! 基調になってしまいました。

いずれにせよ、是非慎重にお願いしたいです。

筆者のプロフィール
ナッシュ(仮名) 40歳台前半 / 男性

[学歴]

・早稲田大学政治経済学部経済学科卒
・イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 MBA(全米トップ50傑以内)
専攻: ファイナンス, トップ10%で卒業

[職歴]

・経理・IR畑を経て、投資銀行業務(M&Aアドバイザー)や財務系SEを経験
EQが低く人間関係が下手であまり大成しませんでしたが、数字いじりだけは得意でした。
・40歳にてフリーランスの産業翻訳家として独立
言語は英語・タイ語、主要対象分野は財務・法務系(アニュアルレポート・契約書等)
翻訳家になりたかった、というより通勤電車がイヤで無理に脱サラした感があります。

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