転職力アップのための英語学習方法 その4: 高級紙を読み漁る

これまで転職力を高めるためにある程度以上の英語のスコア・資格が履歴書に載っていると案外強く、目安としてはTOEIC 800 / 英検準1級以上と申し上げました。

一方でそれらのテストで試される音声面を鍛えるのが日本人にとっては一般に難しく、代表的な手段として「英会話学校」か高名な「NHK教材」があり、双方のメリット・デメリットをご解説しました: 前者は実際の会話だが高い / 後者は質も高く安いが一方通行、です。

【スポンサーリンク】

ビジネスレベル

さて、初稿で申し上げました通りTOEIC 800 / 英検準1級は「ギリ」ビジネスレベルで・・・厳しいことを言うようですが・・・本当のビジネスレベルとしてはTOEIC 900 / 英検1級は欲しいところです。これでも「名人」にはほど遠いですし、通訳や翻訳等語学そのものでメシを食えるレベルには達していません(厳しいことを言うようですが・・・)。ただ、ビジネスで英語を自在に使いこなせるレベルということは言えますし、ここまで来ると転職のために履歴書へ載せる効果はバツグンです!

さて、前項でNHKラジオ講座の最後の段階は英検一級レベルと申し上げましたが、これだけでは一回15分/日のため「分量」的にやや足りません。そこで、リーディングを中心に私が実践している方法を以下ご紹介します。なお私オリジナルのメソッドではなく、昭和の非バイリンガルなのに達人といった人達が実践して来たものを真似しています。多くの人は、まず質のいいものをとにかく沢山読んで自分の中に蓄積していくように、ということを勧めています。

但し相当な語彙数が必要(目安としては「最低」1万語)で、ある程度のレベルに達していないと辞書を引くのに時間ばかり喰うという羽目になりかねません。ため、こちらは「ギリ」ビジネスレベルを資格面でクリアしてから改めて挑戦するようにして下さい。なお私の語彙数は職業柄7~8万語に達する・・・大卒のネイティブの平均が3万5千~5万・・・と思われますが、コレをやっていると時々まだ知らない単語に出くわすことがあります。英語の語彙総数は50万語前後と見積もられているため、いやはや恐ろしいものです。


リーディングのパートナー

さて、多くの達人が提唱していますが「質の高い」英文となるとやはりジャーナリズムのものです(パパラッチ系 = 日本でいう週刊XXはダメですが)。雑誌でも新聞でもいいのですが、前者ならTIMEやNEWSWEEK等、後者ならWashington PostやNew York Times等で著名なモノなら何でも構いません。また、複数に手を出すよりスタイルが気に入ったものに絞る方がいい・・・自然と書く・話す際も憑依してマネするようになるため・・・とも言われています。

また、最近ではいわゆる紙面で手に入れずとも大抵の雑誌・新聞がオンラインでも記事をポストしており、購読しなくても無料でかなりの部分を読むことが出来ます。

私は大学で経済、院で金融を専攻したこともあり雑誌と新聞のあいの子のような「WSJ = Wall Street Journal」を生涯の伴侶にしています:

https://www.wsj.com/asia

これを毎日、タダで読める所は頭から最後まで毎日2回は通読します。これには数時間掛かり、翻訳家の仕事(仕事で英語に触れる機会)があろうとなかろうと必ずやっています。これには盆も正月もありません。

これを自分に課して毎日来る日も来る日も何年かやっていると、上記のビジネスレベルの資格などは余裕でクリア出来るようになります。通訳者や翻訳家にもなれるかもしれませんね(個人的にはフリーランスだと不安定なためあまりお勧めしません。仕事内容も「ただ訳すだけ」なのでストレスフリーですがとても退屈です)。

このようにリーディング = インプットが主体となりますが、これに加えアウトプットを鍛えるために日記と称して何か思ったことを徒然に英語でワードファイルに書き込む、ということも一日最低一回はやっています。さほど長い文章である必要は無く、内容も特に何でも構いませんが、文法面だけは少し留意して掛かります。良いものを読む、スタイルを真似て書く、を繰り返しているとインプット・アウトプット双方の面で強くなって行きます。書きの面が強くなると、音声を伴うかどうかという違いはありますが、アウトプットはアウトプットですので話す方も勝手に上達して行きます・・・英検一級二次の面接対策が自然と出来ていることになります。

リスニング・発音練習面はこれまで述べたNHK教材か財布に余裕があるなら英会話学校にカバーしてもらいましょう!

まとめ

本当のビジネスレベルを目指すには、日々ストイックに高級ジャーナリズムに習慣として目を通すことを主体とし、書きにも少し時間を割きます。三日坊主はいけません!

本シリーズは次回で最後ですが、まとめと転職・履歴書効果という切り口でTOEIC・英検に関するもう少し詳しいご紹介を載せたいと思います。

筆者のプロフィール
ナッシュ(仮名) 40歳台前半 / 男性

[学歴]

・早稲田大学政治経済学部経済学科卒
・イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 MBA(全米トップ50傑以内)
専攻: ファイナンス, トップ10%で卒業

[職歴]

・経理・IR畑を経て、投資銀行業務(M&Aアドバイザー)や財務系SEを経験
EQが低く人間関係が下手であまり大成しませんでしたが、数字いじりだけは得意でした。
・40歳にてフリーランスの産業翻訳家として独立
言語は英語・タイ語、主要対象分野は財務・法務系(アニュアルレポート・契約書等)
翻訳家になりたかった、というより通勤電車がイヤで無理に脱サラした感があります。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

six + eight =