【転職 失敗例】看護師から営業に転職したシングルマザー「きらりさん」の失敗体験談とアドバイス

転職体験者の情報
名前:きらり(仮名)
性別:女性
現在の年齢:33歳
転職回数:2回
転職時の年齢:28歳
転職前の仕事:看護師
転職を失敗した仕事:営業

以前は看護師として病棟勤務をしていたのですが、忙しくて定時に帰ることがままならなかった上に、夜勤や日勤などのシフトがバラバラで生活リズムの確立が難しく、休日も研修や勉強会を兼ねた出張などがあり、休みが休みではない状況でした。

その割には、お給料が伴ってこないことが一番の原因で、当時シングルマザーとして娘1人を育てていく私にとって、生活がいっぱいいっぱいで厳しかったことや30歳手前での転職になるため勢いも加わり、自分の頑張り次第でお給料が決まる営業の仕事に思い切って転職しました。

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知人からのすすめで保険外交員に転職

私の転職した先は、保険外交員としての営業で、知人からのすすめが転職へのターニングポイントだったと思います。

毎日スーツを着て出社している知人を見て、キラキラしている姿に衝撃を受け、何もかもが輝いているようにみえました。

今まで経験したこともない環境の中で、最初は目に映るものが全て新鮮で、数字、数字の世界を目の当たりにし、意欲的に研修にも参加しました。

どこまででもいけそうな無限の可能性を信じ、向上心を持って仕事をしていく中で、徐々に一人で外回りをする様になっていきました。

もともと看護師をしていたことがここで役に立ち、人とコミュニケーションを図ることがこんなにも素晴らしくて楽しいことなのだと改めて思う日々でした。

毎日愛想笑いをしている自分がいることに気づく

半年間はがむしゃらに走り続け、断られる恐怖も感じないくらい積極的に希望をもって仕事を行い、半年、一年を過ごしてきたのですが、そこで、ふと立ち止まって見ると、そこには毎月のノルマにしばられ笑う余裕すらなくなって愛想笑いをしている自分がいることに気づきました。

周りからの期待にこたえなければならない。

応援してくれている人たちがフロアー内にいる。

そう思えば思うほど、あんなに楽しかった仕事が途端に怖くなり、知らない人を相手に話をすることへの抵抗を覚えていきました。

はじめはがむしゃらで、頑張ったら頑張っただけの昇給があり、社内独自の資格も徐々にあがっていく自分を見ていくのが好きで、何か人間として成長している気になっていました。

でも、実際のところはそんなにスムーズでもなく、いろんなことを我慢し、頭を下げ、時には身に覚えもないようなことでお客様を怒らせてしまうこともあり私は何のために仕事をしているのだろう…と思い悩む日々もたくさんありました。

人からの、「いいです。興味ありません。」や「この仕事楽しいの?」などの断りや疑問の言葉を聞くたびに、私は今まで「ありがとう」といわれていた看護師の仕事がふと頭をよぎり、30歳手前にもなって人から嫌われる仕事をしているのだろうか。と深く悩みはじめました。

でも、そんな雰囲気をだしたくなくて、職場では何事もなかったかのようにふるまい、家に帰り1人になるとその状況がフラッシュバックしてくる毎日でした。

一旦そんな風に思ってしまうと、出社する足取りも重くなり、人と話すことが恐怖でしかなくなるようなそんな感覚のまま、何も手につかず、外回りをしていても運転していても、常に私の選んだ道は正しかったのだろうか。

娘はどう思っているのだろうか。

そんな思いで頭がいっぱいになり、徐々に追い詰められていきました。

看護師の仕事はもちろん大変で、人間関係やそのほか他の職種同様いろんなことが多くあり、時には患者さんを看取ることもある世界なので、精神面では多少の強さはあると自負していただけに、この転職での経験は自分の予想をはるかに上回るほどのダメージを受けていたのかと、今振り返れば思います。

廃人まではいかなかったけれど、精神的なストレスも加わって本来の自分を見失い、うつ状態の手前までいったため、娘のこともあり2年ちょっとで退職しました。

この転職の経験は長い人生の中でみれば失敗ではないかもしれないけれど、数字にしばられる環境下での仕事は私の性格上、向いていなかったのかもしれないなと思い、退職後、しばらくして看護師に戻りました。


現在転職を考えている人へのアドバイス

今の仕事に満足していない人の要因はそれぞれだと思います。

家庭の事情や実家の跡継ぎ問題などで転職を余儀なくされる人もいるかもしれません。

現に私は、自分の力で生活をしていかなければならない事情が生じ、収入アップを目的とした転職を行い、実際に収入はアップしました。

転職するということは、よほどの強い目的意識がないと成り立って行かないものだということが身に染みた経験だったため、今の状況をどう変えたいのか、本当に変える必要があるのか、どこまで真剣にこれからのことを見据えているのかをよく考え、結論がでたら、その時に転職したらいいと思います。

転職には、ある程度の年齢設定や、もちろんキャリア・スキルなど求められることに違いはあると思いますが、転職を考え始めた時が一番楽しく、未来への希望ももてる時期だと思います。

周りの方からのアドバイスや体験談に耳を傾け、なおかつ転職しようと考えている職種の情報収集など自分にできることを事前に行い、周りに流されることなく、自分の見据えた将来のため自己責任において決断をし転職することがよりよい結果に繋がっていくのではないでしょうか。

転職は、時にはタイミングや勢いが後押ししてくれるものになると思います。最終的には自分の一番納得できる方法で転職を考えてみてはいかがでしょうか。

この記事の筆者
きらり 33歳  地元の中学を卒業後、県外の看護学校で5年間学び、准看護師・正看護師の資格を取得する。学校卒業後、20歳から関西の病院にて精神科勤務を7年半、その後地元に戻り、整形外科(内科合併症あり)で2年半の病院勤務を経て障害者施設にて2年ほど勤務し現在に至る。その間、保険外交員を2年ほど経験する。 
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