【転職 失敗例】販売業に転職したがうつ病になった「としぞうさん」の失敗体験と失敗しないためのアドバイス

転職体験者の情報
名前:としぞう(仮名)
性別:男性
転職経験:2回
現在の年齢:32歳
転職を失敗した職種:販売業

現在32歳、今は卸売業をしています。

僕が転職をしたのは2回です。

僕は関東の大学に進学し、そのまま都内の企業でシステムエンジニアとして働いていました。

会社の雰囲気はよくて、毎日楽しかったのを覚えています。

本社と支社があり、新卒で僕は本社に配属されました。

本社は人数が少ないため、社員同士の交流も多くあり、季節のイベントなどでは下っ端の僕が積極的にみんなを盛り上げる役目でした。

仕事も丁寧に教えていただき、ちょくちょく支社の方へ顔を出す機会も増えてきました。

支社のエンジニアの方が退職、人数が減り、僕は支社へ異動することになりました。

その結果、僕はうつ病となってしまいます。

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うつ病になり仕事を退職

自宅から会社まで、1時間半ほど。

毎朝満員電車で、田舎育ちの僕は辛い思いをしました。

帰りは毎日10時頃、夜遅くに自宅に帰ります。

家に帰って落ち着けるかとおもうと、取引先の方から電話がかかってきます。

相手もこんな時間に仕事をして、困っているのだから…。

そう思うと、電話が夜中にかかってきても、出るしかありませんでした。

毎朝起きることができなくなり、食欲も無くなりました。

久しぶりに顔を出した本社で、みんなから心配の声をかけられ、社長とともに心療内科の受診をしました。

結果、仕事を辞めることになり実家に帰りました。

そのころ、29歳でした。

眼鏡販売店に転職

このまま家にずっといては、両親に迷惑をかけてしまうと思いました。

せめて仕事を探すくらいはしよう、とハローワークに通うようになり、いくつか企業を教えてもらいました。

僕は、眼鏡販売店で働くことになりました。

全くの経験なし、一度目の転職ということで知らないことばかりでした。

その理由は、ハローワークで紹介してもらった企業の面接で、落とされたからです。

5社は受けました。前職を何故辞めたのか、それを素直に話すと、どの会社もいい顔はしませんでした。

渋い顔をして、何か狂った人だとでも思っているのでしょうか、面接の途中なのにめっきり言葉が減りました。

「こんな会社自分からやめてやる!」という気持ちと、「悔しい、悲しい、自分は本当にだめだ」という気持ちがありました。

そんな中で、眼鏡店だけは優しく声をかけてくれました。

実家に帰ってから一年、30歳の頃でした。

転職したが失敗

実際に転職をして、「失敗したな」と思いました。

接客をしたことはありませんでしたが、人と話すことが得意で好きなので、辛いとは思いませんでした。

面接や店長との面接では、体調が悪くなったら無理をしないことなどを説明され、いい印象を受けました。

ですが、だからといってスタッフ全員があたたかく受け止めてくれるかと言われれば、そうではありません。

僕は転職後も体調を崩し、休む日がありました。

僕の代わりに入ってもらった人に連絡をすると、冷たい反応をされたり、「なんでお前だけ」という気持ちをひしひしと感じました。

「やっぱり自分はダメだ」「やっぱり自分がいけないんだ」と、悲観的に考えるようになり、仕事を辞めました。

昨年末、両親の知り合いの卸売業者に就職しました。

魚や野菜を取り扱う仕事です。

会社に居るときは、農家の方の出荷のお手伝いをしたり、旅館やお店に商品の配達をしたりしています。

田舎にある会社ですが、みんな優しくて、おだやかな時間が流れています。

会社の人たちは色々な経験をしてきた人が多くて、「また具合悪くなったのか?」と言われてどきっとすることもありますが、笑って飲み物やお菓子をくれます。

地域の農家の方は、新しい人が入ってきたととれたての野菜をくれたりします。

僕の転職は、これで最後、優しい人に囲まれて仕事ができています。


転職に失敗しないためのアドバイス

最近では、精神的な問題を理由に退職、そして転職しようと考えている方も多いかと思います。

ですが、転職の際、いい企業を見つけるのは本当に大変です。

地域によるかと思いますが、理解のない会社もたくさんあります。

そんな中で転職をする際に気をつけたいことは、ふたつあります。

ひとつは、「自分は病気だから…」と考えることです。

自分に自信がなくなっている場合もあるでしょうし、「こんな自分を受け入れてくれるのはここだけ」と感じるかもしれません。

受け止めてくれるのがここだけだから、と無理して転職して、面接して、そして働く必要はないです。

ふたつめは、自分の体調と向き合うことです。

今の自分のできる範囲のことをしてください。

「今はまだ無理かもしれない」と思ったら、焦らず、ゆっくり休んでください。

色々な制度がありますから、仕事がなくてもなんとか生活できるかと思います。

病気をお持ちの方の仕事は、自分の体調を良くすることです。

まずは、自分にできることに励みましょうね。

そして、いいお仕事が見つかるように願っています。

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